6月26日、月山ヒルクライム。
結果からいうと、年代別で2位。
蔵王3位に続いての入賞でした。実際に表彰台に乗れたのが嬉しかったです。(蔵王では表彰式がなかったので)
でも内容的には、いろいろと反省点も多く、自分なんかまだまだだなあと感じさせられるレースでした。
以下、当日の記録。
朝は4時起床。
けっこうな疲労感を覚えるが、起きてすぐの感覚と、実際の疲労は全く別なんじゃないかと思っている。きっと脳が疲労物質の残骸を検知しているだけ。たぶん。
4時45分出発で、山形道で鶴岡へ。
6時過ぎに会場入り。今回はスタートが9時と、時間にけっこう余裕があるな。
受付をしたりトイレを済ませたりする。
朝食は塩おにぎりのみ。モルテンドリンクは今回は無し。2袋ほど残っているが、もう少し長いレースのときに使おうかな、と。
その代わりに(なるのか知らんが)、パラチノースを溶かした水で水分補給。
7時30分から8時までローラーを使ってアップする。
青空だけど雲も多い。曇ったり日が差したりを繰り返している。
レースはボトルなしで行けるだろうか。迷った結果、やはり150mlのフラスクのみで行くことにした。
ボトルケージを外したところで「どれだけの効果があるんだよ」って感じだが、気持ち的なものである。
会場を歩いていたら、強豪選手の大久保さんをお見かけした。なんと、今日来ていたとは。
同年代クラスだろうから僕は確実に順位を一つ落とすことになる。でも一緒にスタートできることにワクワクもする。
レース開始。参加者が少なめということで、全クラス同時スタート。バイク先導のローリングスタートで始まった。
で、なんだかんだでみんな最初から突っ込むんだよな。もちろん自分も突っ込んでいる。
先頭集団内で徐々に順位を上げていって前に追いつくと、すでに大久保さんが独走体制に入っていた。
つづら折れのカーブでチラチラっと姿が見える位置をキープしようと頑張っていたが、かなりキツい。
やがて前は見えなくなった。この時点で、けっこうヤバいかも…という感じになる。心拍はずっと180〜185とか出てるし。練習で180以上で走ったことないんですが。
勾配がきついのが、かなり苦しくなってきた。
単独で走っていると思ったが、そんなにうまくいくはずもなく、後ろはわりと近かった。
1人の選手に徐々に詰められ、追い抜かれる。ゼッケンを見ると年代が違っていて「良かった」と感じる自分がセコい。
(その方は齊藤さん。存じ上げていなかったのですが、かなりの実力者だった。)
さらに後ろには長谷部さんの姿も見える。また抜かされてしまう…と思って肉体的にも精神的にも苦しい終盤だったが、なんとか先にフィニッシュ。
総合では3着。年代別では2着。
この月山の勾配がきついコースは「軽量級の僕に合いそう」と思っていた。でも、全くそんな目論み通りいかなかったな。
12%くらいを超えると完全に踏み負けていた感じ。自分にはもっと軽いギアが必要そう。
走り方も下手すぎるしな。入賞はできたものの無力感でいっぱいになったレースだった。もっと強くなりたいものだ。
ただまあ、山の上からの眺めはとても良かった。申し込み最終日まで参加するかしないか踏ん切りが付かなかったが、参加できて良かった。