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自転車とお菓子作り

5月5日 バンコク4日目

今日の午前中はまた時間をもらってサイクリングしに行く。

大会が近いこともあり、できるだけ乗っておきたいというのもあるし、カロリー消費しておかないと食事もおいしく食べられない。

前回同様、始発の電車に乗り、空港からシャトルバスでHHBLへ。

 

 

バイクレンタルの受付の女の子は「あら、また来たのね」と。「ネットで予約してきた?」と聞かれた。そうか、HHBLのサイトから予約できるのか。前回説明があったのかもしれないがよく聞いていなかった。その場で手続きをする。

 

前回は4周でやめたが、今日は5周を目標に。
淡々と距離を刻む。基本的に単独走だったが、途中、誰かを追い抜いた時に2人くらいが付いてきた。しばらく走った後で先頭を代わってもらう。平坦で人の後ろに付くとめちゃくちゃ楽。だけど、やはりその周で解散。また1人になる。

3周目を終えたところで水を購入。また自販機が使えなくてイライラするのも嫌で、最初から一旦コースから出てお店で買うか迷ったが、自販機に賭けた。なんとか作動してくれて購入できた。

4周、5周と走って終了。
レンタサイクルを返して、着替えて、コンビニで買い物。早めに帰らねばならないのでとにかく急足。

SNAPにチャージしてある分を使い切りたいので、コンビニで食べ物を適当に買って帰った。カフェやケンタッキーなんかもあったが行けなかったな。

マンゴーとココナッツのプリンのようなもの

 

午後からはたかちゃんと出かける。まずは昼食。ホテルを出て近場で屋台飯。

今回はガパオライスを。

出てくるの待っている間、他の店で芋を蒸したものを買ってきた。これはバナナだろうか。食感も味もそんなにバナナっぽくない。下にはさつまいも。

 

 

腹ごしらえの後は、たかちゃんの見たいものを見に行く。


休憩で、今どきのカフェでスイーツを食べた。たかちゃんは少し気持ちの調子を崩す。パンケーキも大部分残してしまった。

席から下の広場を見下ろすと、そこで写真を撮っている人が多い。何があるわけでもなく、なんでだろうな。



さて、気を取り直して「アジアティーク・ザ・リバーフロント」というところへ行く。船乗り場からフェリーで。船に乗るとやはり風を感じて気持ち良い。

いろんなお店が入っている現代的な複合的ショッピングモール。ちょっとたかちゃんが思っていたのと違ったようだ。

 

せっかくなのでお化け屋敷的なアトラクションに乗ってみた。

 

夜景を見ながら観覧車にも乗りたいとのことで、「その前に何か食べながら休憩…」と思ったが、食べたいお店もなく、結局観覧車に乗らないままフェリーで市街地に戻る。帰りのフェリーを待つ間すっかり暗くなった。

 

 

今日はどこで夜ご飯を食べようか。僕は昨日行ったクルア・アプソーンで他の料理も食べてみたかったのでもう一度行きたいと提案。

けっこうアクセスが良くない場所にあるのでタクシーでお店に向かう。が、もうすでに営業時間が終わっていた。よく調べれば良かった…。

 

ということで、一昨日行ったソムタム・ダーへ行く。こちらは営業時間も大丈夫。
この店も良い。タイ東北部の料理らしい。

 

 

明日はいよいよ最終日。

5月4日 バンコク3日目

元々この日にサイクリング施設に行く予定だった。朝起きてみると少し脚に疲労を感じたので、サイクリングはお休みにして散歩に出かけることにした。

街中を歩いて(時々ジョグで)大きな公園まで行く。ルンピニ公園 (Lumphini Park)というらしい。走ったりウォーキングをしたり、太極拳をしたりする人がたくさんいて、実に健康的な雰囲気。1周ぐるっと回って、売店でグァバジュースを飲んで帰る。

 

猫もたくさんいた

 

朝ご飯をどうしようか、と思ったが、帰りに屋台で適当に食べ物を買ってホテルで食べることに。
たかちゃんが食べる分も買ってきたが、少し食べただけで、結局残りは僕が食べる。よくあるパターン…。

いろいろなお惣菜

茹でたピーナッツ

フライドチキン

買ってきたものを広げて食べる

カノムパンピン(シュガートーストみたいなやつ)


今日は、王宮のあたり寺院を見に行く。まずはワットポーから。

 

 

広いので見るのも大変なものである。おまけに今日はけっこう暑い。

ワットポーから王宮への移動で歩くのもなかなかつらい。観光地を巡るのってかなりの運動量になりそう。

王宮も華やかで良かった。

 


さて、今日のお目当てのレストランまで、また歩かなくてはならない。今日はよく歩いたことだし、途中で足のマッサージを受けて行くことにする。たかちゃんと並んでマッサージを受ける。

 

 

毎日の夕食くらいは、どこで食べるか目星を付けていたのだが、今日のレストランは王宮周辺(といってもそんなに近くなかった)のクルア・アプソーン(Krua Apson)。

海老のイエローカレーが非常においしかった。これは他では食べられない、と思う味。他の料理もうまい。来て良かった。

 

 

その後、たかちゃんのカオサン通りに行きたいという希望で行ってみる。

バックパッカーの聖地と言われたカオサンロードだが、今ではただの見せ物的な場所という感じ。先ほどのレストランでは控えめにし、この辺の屋台で何か食べるつもりでいたが、特に惹かれるお店もないし、全体的に観光地価格で割高。

 

 

帰りは、駅までトゥクトゥクを利用して帰る。トゥクトゥクは値段交渉が煩わしいのでなんとなく毛嫌いしていたが、乗ってみたら楽しかった。

 

ホテルまで来ると、やっぱり夜食を何か食べたくなり、たかちゃんと別れて町の方へ。そこまでの繁華街でもないので屋台もけっこう閉まりつつある。『孤独のグルメ』さながらに何を食べるか迷いつつ彷徨ってしまう。

迷った末に行ったのが、カオマンガイのお店、コーアン・カオマンガイプラトゥーナム(Go-Ang Kaomunkai Pratunam)。初日に行ったカオマンガイのお店のすぐ隣にある。

初日は「緑のカオマンガイ」というのに対して、こちらは「ピンクのカオマンガイ」らしい。味はどちらもうまい。

 

 

さらに帰り道、通りの小汚い(といってはなんだが)屋台でローストチキンと臓物のスープみたいなのを食べた(ライスも)。席はなかったが「その場で食べたい」と言ったらプラスチックの椅子を持ってきてテーブルを作ってくれた。

 

デザートにフルーツ。(朝食べる用に少し残した)

 

5月3日 バンコク2日目

4時くらいに目が覚める。

自転車に乗る服装と持ち物を準備。朝イチで自転車に乗りに行ってみる。

たかちゃんが寝ているうちにこっそり出かようとしていたが、出かける間際にちょっと目を覚ましたようだ。「行って来るね」と声をかけた。

電車で空港へ。空港からは循環バスで。無事到着できた。

 

「Happy and Healthy Bike Lane」というサイクリング施設。

 

到着するなりレンタサイクルの手続きをする。

まずはSNAPというセンサー付きバンドを新規登録して作ってもらう。こちらにお金もチャージ。コースの使用は無料だが、これがないとコースに入れない。また、ここではカフェなども含めて全てSNAPのチャージ分から支払いできる。

 

レンタサイクルは、クロスバイク、アルミロード、カーボンロードと選べるのは分かっていたが、その上にハイエンドバイクというクラスもあった。とりあえずカーボンロードで十分。さらに車種も数種類から選べるという。LOOKを選んだ。

 

 

その場で、サドル高を合わせてくれる。ペダルはフラットペダルで、ガーミンマウントなどは付いていない。お願いすれば、持ち込んだものを付けてもらうことはできるかもしれない。

ボトルがほしいので、ちょうど売っていたやつを買う。

水を買いたいと思って、そばにあった自販機でSNAPをかざしてみたが、なぜか購入できない。近くのタイの方にも聞いてみたが、なぜか分からないらしい。「そこのコンビニでも売っているから、そっちで買えば良い」というのでそうした。

最後に荷物を預けて、ようやく走る準備が整った。いよいよコースにGO。

 


空港をぐるっと回る、ド平坦の1周23.5km。景色もそこまで変わり映えがない。一般的な人ならすぐに飽きると思うが、Zwiftで淡々と走るのには慣れている。今日もできれば100kmを目処に走りたいと思っていた。

パワーメーターはないが、心拍計を付けて、サイコンはバックポケットに入れて時々チェック。JETT Enduranceのつもりで、感覚的に3.0〜3.3w/kgくらいで走る。

平日だからか走っている人はそこまで多くない。早朝か、夕方ならもっと走っているのかもしれない。1週目の後半で、速い人用の紫レーンにトレインがやってきた。ちょっと後ろに付かせてもらう。トレインに乗せてもらうと速いなー。

 

このまま距離を稼ぎたかったが、一周目が終わる頃に皆バラけてしまった。

また単独に戻り、2周目へ。その後はずっと単独走。

 

3周目、水がなくなりそうなので、休憩所の自販機で買うことに。が、ここでもなぜか購入できない。後から来た欧米のおじさんたちは「お、買えた」みたいなことを言って水をゲットしていた。

自販機のSNAPシステムはうまく作動しないことが多いらしく、センサーを押しつけたままじっくり待つ必要があるらしい。おじさんたちに見てもらって何度か試してみたが、ついにここでは買えなかった。

 

この暑い中、水が買えないなんて「マジでクソ…」と思いながら、次の5km先の休憩所まで走り、そこで試したところようやく水が買えた。

という感じで、走ること4周で終了。

まだ100kmに到達していないが、逆走禁止なのでもう1周スタートしてしまうとまた23.5km走らなくてはならない。帰りが遅くなってしまう。残りの数キロを駐車場なんかをぐるぐる回って、100kmちょうどで切り上げた。

バイクを返して、トイレで着替えて、コンビニで飲み物と食べ物を買う。バスを待つ間に食べようと思ったがすぐに来てしまって、ホテルに着くまで何も食べられなかった。

 

お餅やお団子みたいなお菓子。おいしかったけど、100km走った後ではとても足りないので、ホテル近くの屋台でチキンカレーを食べた。

チキンカレーにフライドエッグも付けてもらった

 

午後からは、たかちゃんの見たいものに付き合う時間。


夕飯前に少し時間があったので、滞在中にしたいと思っていた散髪に行くことにした。ちょうど良さそうな床屋を見つけ、そちらに入る。とても丁寧に切ってくれた。

 

 

夜ご飯は、目星を付けていたレストラン、Somtum Derに。たかちゃんの好きなソムタムを筆頭に、色々と頼む。何を頼んでもうまい。

Somtum Der

 

お店を変えて、たかちゃんお目当ての夜景の見えるバーに。おつまみ的にタコスを頼んだが、たかちゃんはお腹いっぱいで食べない、と。頼まなきゃよかった。と思いつつしっかり完食。

 

自転車に乗って歩いて食べて。この旅行ではそれしかしていない。


帰りはホテルまでタクシーで。このタクシーのおじさんが、なかなか話が通じなかった。ホテルの名前と住所を見せても、地図を見せて最寄りの駅を言っても、それがどこなのか分からないようだった。

分からないままどこかに連れていかれるぞ…と思っていら、息子さんを呼び出して助けを求めていたのだった。息子さんに通訳してもらって、ようやく目的地を理解したようだった。

家族が出てきたので、不満を言う気持ちも無くなってしまった。

 

5月2日 バンコク旅行1日目

旅行へ出発した日でブログが止まっている…

タイはとても良かったので日記に書いておこうと思うのだが、連休も終わると途端に仕事もバタバタした状況に陥り、何かと余裕のない日々が続いていた。ようやく少し書けそうな気分になってきたので、思い出しながら少しづつ書いていこう。
ダラダラと書くので時間もかかるし、読みづらいかもしれないが、これも自分たちの思い出になるので。

羽田空港にて

 

5月2日

羽田空港での待ち時間に、たかちゃんはおにぎりを食べた。これが大変おいしかったらしい。僕はファスティング中なので見ているだけ。搭乗手続きを経て、ラウンジでコーヒーを飲んだり免税店を見たり。

 

羽田発0時20分のタイ航空便。
席に着くと早々に寝た。離陸前に眠りについたようである。

しばらくするとサンドイッチが配られ、またしばらくすると、機内食が配られた。フルーツとヨーグルトと水だけ口にした。

 

バンコクの空港に着いたのが現地の時間で4時過ぎくらい。入国やら荷物受け取りやらを経て、まず最初に、宿泊先のホテルに荷物を置きに行くことにした。

宿泊先はAkara Hotelというところ。旅行サイトで割引していてとてもリーズナブルだったので、たかちゃんと選んだ。
荷物を預けに行くと、シャワーも使って良いという(使わなかったけど)。なかなか親切である。

 

ホテルを出てまずは朝食を。移動中の断食はここまで。これからは気にせずたくさん食べるぞ。早速、近くの路地でやっていた屋台に入ってみる。

最初の食事として悩んで選んだのはトムヤンクンにガパオ。注文の仕方が分からず、ライスが付いていなかったので身振りで「ご飯、ご飯」と言って出してもらった。

ついでに機内食のサンドイッチも食べてやった(持ってきていた)。

 

到着して、まず予定を入れていたのは、たかちゃんの高級スパ。そちらの高級ホテルに移動だ。

電車のプリペイドカードに入金して電車移動。最寄りの駅からは専用フェリーで。風を浴びて実に開放的な気分。気持ちが良い。

少し時間があるのでホテルのラウンジでコーヒーを。たかちゃんはタイティー(とても甘い)。お菓子もセットで付いてきて、「いかんな〜」と思いながらおいしくいただいた。

 

たかちゃんと別れて、しばし自由時間。

何をしようかと考えたが、僕は僕でマッサージを受けることにした。旅行前にトレーニングの疲労を溜め込んでいたし、これから旅先でアクティブに動けるように。

近くのその辺のマッサージ店に入った。全身1時間コースを受けた。

マッサージ店の看板猫?

マッサージ店のすぐ隣が食堂だった。麺を食べた。

通りを歩いていると、そこらに屋台がある。丸いお菓子を揚げている。買う。串揚げのようなものを売っている。買う。こんなの、日本にいるときは手を出そうと思わないが、旅先で何かの感覚が狂っている。つい手が出て食べてしまう。

あちらこちらの屋台で際限なく買い食いを続けられそうだったが、たかちゃんと合流した時に「何か食べたい」というかもしれないので、もうやめておく。

合流後、近くのデパート的な施設を見物して、たかちゃんが食べたかったというソムタムを食べる。タイで食べた料理の中でも、たかちゃんはソムタムがたいそうお気に召したようだった。

 

一旦ホテルに戻って小休止。夜ご飯を食べに外に出る。今日の夜ご飯はカオマンガイにした。

クワンヘン (Kuang Heng)というカオマンガイ専門店

一人前じゃ全然足りなくて追加注文。
あれこれと注文したら店員のお姉さんに冷たい目で見られたような気がしたのは気のせいだろうか。

 

ホテルに帰って、たかちゃんの付き添いで屋上のバーへ。インスタ映え(って今でも言うのか?)しそうなナイトプールも付いている。僕はタイの名物のマンゴースティッキーライスを食べた。甘くてうまい、という実に背徳的な味がした。



「タイは食べるものなんでもおいしくて、天国みたいだ」と思うんだが、一方で恐ろしくもなってくる。これまで日本では、それなりにトレーニングを頑張ってきて、節制した食生活もコツコツ続けてきた。でも「その気になれば、この先の数日でその全てをぶち壊すことも出来るんだな…」との考えが頭をよぎってしまったのだ。

そんなことをたかちゃんに話したら、「明日自転車に行ってきていいよ」という。

バンコクの空港近くにサイクリング施設があったので、どんなものか滞在中一度は行ってみようと思っていた。たかちゃんはちょっとお疲れ気味で、明日の午前中は少しゆっくりしたいそうだ。お言葉に甘えて行ってみることにする。