たかちゃんのウィリエールデビュー日記 その2
日曜日、東京2日目の朝。朝風呂に入って朝ご飯もモリモリ食べて、自転車のウェアに着替えてチェックアウト。旅館の人がいろいろ写真を撮ってくださり、いい思い出になりました。
車は旅館の駐車場に置かせてもらって今日はここからスタート。2日目の今日は、東京ではあるけれども山の中であるからその他に選択肢がないというか、否応なくヒルクライムです。
車で旅館に来るまでにだいぶ登ってきたのですが、さらに登っていくと都民の森へと続きます。旅館から道路を臨むと、次から次へとロードバイクが登っていくのが見えました。山形では山の中でこんなに自転車を見ないもんなあ。普段、たとえば蔵王を走っていて自転車を見かけるのは1回か2回くらいで、3回会えばたくさん見たな、という気になる。なんというか、苦しい思いをして自転車で山に登るというのも変といえば変な行為で、ここではそんな人が湧いて出るようにやってくるのが、なんかおかしかった。
僕らもその人たちに続いて出発しました。なかなかの登りで斜度は7〜8%くらいが続く感じ。たかちゃん大丈夫かなーと心配になるくらいの大変さでしたが、ギアは一番ローに入れて、時速は10kmを下回るくらいのペースですが、クロスバイクのときよりあきらかに軽い感じでに登っていました。息を切らしつつも「クロスバイクと違う!」と嬉しそう。少し登っただけで、さっきまで走っていた道が下の方に見えてくる。苦しさの持続と山岳の景色、クロスバイクのときにはこんなヒルクライムもしてなかったもんね。
都民の森に到着。売店もあって、たくさんのサイクリストが休んでいました。スポーツドリンクを補給して、店先でだんごも焼かれていたので、1本買って食べてみる。みたらしだんごが酸っぱい気がしましたがおいしかったです。
少し休憩したらもう少し先まで行ってみよう。県民の森から3km先の風張峠は東京で一番高い道路地点。標高1146mです。まあ、といっても兜屋旅館からのスタートなので、実質300mくらいしか登っていません。だけど、こんなところにまで自転車で登ってきているのは本当はすごいことなんだよ。(自転車ばっかり乗っている人はいろいろと感覚がおかしくなってきますが)
この先下っていけば奥多摩湖に到達するらしい。でもそこから登り返すとなると帰って来れなくなるので、今日はここで引き返そう。ウィンドブレーカーを着込んで、下りに備えて、と。初めてのロードバイクでのダウンヒルは、ブレーキが効かなくて怖いと言っていました。そうだよねぇ、ロードは、あれ?と思うほど止まらない感じだったりします。でも下ハンを持ったら良くなったって。慣れないうちは無理しないで下るしかないよね。
兜屋旅館に到着。今日も無事帰って来れました。昨日今日と、ウィリエール初乗りは首尾上々。山形に帰ってもいっぱい乗ろう。
その後の帰り道。クロチェリスタの店主に教わった「ちとせ屋」の豆腐ドーナッツを買いに寄りました。この辺でも自転車乗りが多く通っていきますね。豆乳と豆腐ドーナツ、おいしかったです。