27日
3時半ごろ起きる。雨は止んでいる。温泉に入りに行く。
朝食はお弁当にしてもらえた。フロントに行ってみるともう用意されてあったので、部屋に持って帰る。おにぎりとおかず、それぞれパックに詰められている。おにぎりと卵焼き、粉吹きイモ、ミニトマトだけ食べる。
4時半には旅館を出発。5時過ぎに会場入り。たかちゃんは6時発の応援バスへ。
富士ヒルと違ってスタート時間まで余裕があり、ゆっくりと準備ができる。さすがに標高が高く少し肌寒さも感じるので、ホットオイルを脚に塗った。
小さめの羊羹を一切れ食べる。バナナも1本食べるか迷ったが、食べなかった。
7時頃からローラーでアップ。
メイン会場へ向かう。スタート30分前、カフェイン入りのジェル(もう販売していないメイタン カフェインチャージ200)を摂る。
入口で配っていたアミノバイタル等はもらわなかった。飲みすぎて気持ち悪くなると悪いので。
8時10分。レーススタート。
集団の中ほどでスタート。少しずつ前に上がっていく。3,4名ほど先行して行ったように見えた。
とりあえず集団の5、6番手で様子見。少し余裕のあるペースに感じた。まずは下手に動かずにいようと思いつつも前の方に出ていくと、もう1人の方が飛び出して行った。「これはもう行くか! 」と、その人に着いていく。かなり力強い。
その方は「絶対追いつくから」と言って前を追う。
何度か先頭交代したが、だいぶキツくて前に出られなくなった。後ろで粘っていると、先行していた2名が見えてきた。この時点で僕にはもう余力がない。
追い着くや否や、先行のうちの1名と一緒に追走した方が、ジワっとペースアップしたか、僕らが弱ってペースダウンしたかで、先に逃げていたもう1人の方と一緒に遅れる。僕はその方の付き位置でなんとか息を整えたい。
しばらく後ろにビタ付きで走っていたが、少し落ち着いた頃、「ちょっとくらい前に出て引かないと悪いか」と前に出たりもしたが、2人で協調して走るという感じでもない。お互いがキツく、それぞれのペースで走る感じ。
しばらくすると自分が先行して、ちょっとずつ離していくことができた。
さて、しかし、自分の前に何人いるのかよく把握できていない。少なくとも2人。他にもいるのかどうか。といっても、もはや順位を考えてもどうにもできないので、出来るだけペースを落とさず走り切るだけ。
淡々と走って無事ゴール。
手元のガーミンでは1時間3分を切っていたので「けっこう良いぞ」と思った(明確な目標タイムは考えてなかったけど)。
記録 1時間02分31秒
レースの車載フル動画
山頂では、たかちゃんがどこにいるか分からず、「これは落ち合うこともできないかもしれないな、下山するか…」と出発しようと思ったら、救護車の係の人と話しているたかちゃんを見つけた。具合が悪くなっていたのかと思った。(大丈夫だった)
2人で写真を撮ったりしてから下山。
下まで降りると、日も照っていてものすごく暑い。片付けをしてバイクを車に乗せて、スマホで順位を確認。3位だった。
メイン会場で賞状と副賞を受け取って、その場でたかちゃんの戻りを待つ。
降りてきたたかちゃんと再び落ち合い、ステージで写真を撮るなどした。
これで乗鞍も終了。
大きな舞台で3位入賞という結果を得て、大変よかったと思う。
お昼は、よく名前を聞く「蕎麦処 合掌」でそばを食べてみたかったが、行ってみると今日の分は終わり。残念。
結局、お昼はお店に入らず、バナナや大福だけ食べて、真っ直ぐ今日の旅館に行くことにした。
今日泊まるのは、岐阜県の奥飛騨・平湯温泉、「深山桜庵」。たかちゃんが良さげな旅館を見つけてくれていた。
チェックインして、温泉、夕食。
温泉は貸切露天風呂に行ってみた。
昨日は料理を食べなかったけど、今日はしっかり堪能。ところが虫歯の歯痛が出てしまい、おいしさが半減…。悲しい。