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自転車とお菓子作り

乗鞍ヒルクライム前日

8月27日土曜日、乗鞍ヒルクライム前日です。山形の空は曇り空。天気予報では長野県松本市の天気も曇りもしくは雨。気が重いですが、とりあえず行くと決めているので向かいましょう。いざ乗鞍へ。

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降ったり止んだりの北陸道を走行していると、去年を思い出しますね。去年もこんな空の下、延々と運転していました。6時半頃に家を出て、松本ICに着いたのが12時半頃。インターを下りてすぐのコンビニで食料を買い出し。自転車を車載した車がいっぱいで、この辺から「来たなあ」という感じがします。

そこから1時間弱かけて乗鞍高原へ。今回は宿がとれたので、先に宿に入って部屋に荷物をおこうと思ったら「時間がまだ早い」とのこと。車だけ置かせてもらって、会場の受付に行ってきました。

出店ブースも外から一回り見てきましたが、なんとなくテンションがあがらず。乗鞍ガールとの写真も、並ぶのが面倒で今回はまあいいか、と。

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宿に戻って自転車にゼッケンなどを付けたりしていると霧雨が降ってきて、本当にねえ、去年と同じように事が進むとしか思えない。コースは試走禁止というし、雨だし、部屋にこもってぼそぼそパンなどを齧っておりました。

夜の8時頃、やることもないし眠れそうだったので就寝。10時ころ1度目を覚まして外を見ると、真っ暗だけど、雨は降っていないような…。
そして4時にまた目が覚めたので、起きることに。やっぱり降っていないみたいだぞ!いま、宿の温泉に入ってきました。さあ、準備をしてアップでもしてきますかね。

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全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2016

乗鞍、とうとう走ってきました。「わが国のヒルクライム大会の最高峰」という響きに引かれて、これは一生のうちに一度は走らねば、と初出場を試みたのが去年。ところが土砂降りの雨で撃沈。

移動や宿泊などのハードルを考えるととても気軽に参加できる大会ではないので、今年の再挑戦は大いに迷いました。が、短い人生、次にいつチャンスが巡ってくるのかわからないのだ、と考えてエントリー。そこに向けて練習も少しずつ積み立ててきたわけです。

それが前日までの天候の思わしくなさ。ここまできて再び乗鞍を頂上まで走ることが叶わないのかとテンションもだだ下がり。半ばふてくされて早々に寝て、起きたところ、雨はいつしか止んでいるではないか! これは、と思い、一気に気持ちが高まる。

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5時半頃からアップを開始。思えば矢島カップや西郷のヒルクライムのときも全くアップ不足。今度こそは、と思ったけれども荷物預けの時間もあったので6時までの30分がアップに費やされた時間でした(もっと意識高くやるなら1時間はかけるべき)。まあ僕にしてはちゃんと取り組んだ感じ。

荷物を預けると、開会式のあれこれが始まってチャンピオンクラスからスタート。ちょっとスタート地点に見物に行ってみました。さすがに乗鞍チャンピオンクラスということで頂上決戦の趣がありますね。緊張感が違いました。

で、チャンピオンクラスのスタートから、僕らのCクラスは最終スタートなので1時間以上待たなくちゃいけないんですよね。寒かったら宿に戻ろうかと思ってましたが、案外寒くないので、会場で何もせず待っていました。いや、けっこう緊張してましたが。

8時18分。Cクラスのスタート。今大会の目標は、蔵王のタイムとかニューバイクであるとかを考慮して、1時間10分を切れたらけっこう良いのではないか、と。

まあそこまで気負わず行こう。序盤は抑え気味に行こう。と思っていると、目の前に10人くらいのグループができていて、これがかなりちょうどいいペースだったので、その集団にペースを作ってもらう形でついて行くことに。進むにつれ1人また1人と脱落していきましたが、5、6人くらいになって中間地点までそのまま進みました。

中間を過ぎたあたりで、そのグループがちょいバラけて、僕がぽっと前に出る形になったので、それをきっかけに自分だけの走りに切り替えて行こう、と。やはりアップのおかげか変な苦しさもなく、いい感じにペースを刻めた気がします。

天候状況は基本的には曇り。一瞬日が射してもすぐ曇る。ところにより濃霧。半袖ジャージとビブショーツで腕も脚も出しての出走でしたが、寒いということもなく、涼しいと感じるくらいだったので良かった。

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残り3kmくらいで気持ち的にはペースアップ。すると、もうすでに下山が始まったらしく、右側からは対向車が下りてくる。そして辺りは森林限界で景色も拓けてきて、絶景でした。時間はどうかな、1時間10分に間に合わないかも。もっとペースをあげなきゃ。でも道は狭くなってくるし。てか景色すごい。…と、ラストはなんか忙しかったですね。

そしてゴールしました。残り300mくらいで手元のガーミンで1時間10分を超えたくらいだったので、目標は破れましたが、まあそれでもよしとしましょう。なにより頂上まで来れたことの充実感というか安堵感というか、そういうものがありました。来年はまた悩みながら参加する必要はないんだ、というかね。

いやぁでも乗鞍、本当に良かったですね。なんか、よくわからないけど、すごかった。今はちょっとぼうっとしてます。

 

ロードレーサー男子Cの部 1時間11分06秒928

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