先週、先々週と週末は曇り空で涼しかったけれども、今週は一転、土曜日は朝から日差しが強く、もう夏なのか…と呆然と思わずにはいられない。こんなに暑いなか走るのは、熱中症だの脱水症状だの、不快なだけでなく生命の危険を突きつけられるので、朝のもっと早い時間に走るなどしたほうが良いように思われる。
にもかかわらず、日曜日の今日も早起きということもなく、普通に、いや、いくらか遅くさえなって起きて、自転車に乗りに行った。朝の涼しい時間帯ならやはりもう少し気持ちよく走れただろう。いっそのことサマータイム制を導入するのがいいのかもしれない（個人的に）。
自転車乗りから帰ってからはDVDでヴィム・ベンダースの『都会のアリス』を見た。なんとなく仕事のうまくいかない三十くらいの男がわがままな幼女を連れてうろつき回る映画である（適当に言うと）。ぐったり寝そべってDVDを見るというのは大変ここちがよい。5月はけっこう自転車に乗っていたが、その後、映画を見るというパターンが多かった。以下、見た映画。
『桐島、部活やめるってよ』（吉田大八監督）、『ヒミズ』（園子温監督）、『こわれゆく女』（ジョン・カサヴェテス監督）、『料理長殿、ご用心』（テッド・コッチェフ監督）。なんといっても『桐島』が良かった。
