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自転車とお菓子作り

トルコ日記6 アヤソフィアとボスフォラス海峡など

5月4日。昨夜はぐっすり眠りについて、体調もだいぶ良くなったみたいだ。
朝食会場に行くと、支配人が「おお、大丈夫か?」みたいな感じで出迎えてくれる。「昨日は何を食べたんだ?」 うーん、変なものは食べてないと思う。同じようなものを食べたたかちゃんは大丈夫だったし。やっぱりちょっと疲れていたのだろう。

「今日は簡単なものを食べるといい」と親身に気遣ってくれる(でも髪を切ったのは気づいてくれなかった)。ありがたいやら、恥ずかしいやら。まあでも、なんだかいいホテルだなあ、このホテルでよかったなあ、としみじみ思ってしまった。


アヤソフィアのスケール感

さて、トルコ旅行は今日と明日を残すのみ。はりきって行こう。イスタンブールの主要観光スポットの一つ、アヤソフィアにはまだ行っていなかったので、そこからスタート。

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入り口前の混雑はもう慣れっこ。チケットを買って中に入る。

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内部のスケール感は圧巻。すごい。書きながら今さら驚くのだが、537年に建立だそうだ。すごくないか?「すごい」以外に言えることがない。(語彙力)

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美しいとかきれいとか、そんなのを通り越したすごい空間である。

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聖堂から出てアイス休憩。完全に本調子ではないので、補給をこまめに休み休み行きましょう。

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公園の売店でとうもろこしを買う。

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食べる。

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焼き栗も買う。

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遊覧船に乗る

午後はまず、ボスフォラス海峡のクルージングに。

昨日はアジアサイドまでの往復のフェリーだったけど、海峡を一周する遊覧船にも乗ってみようと。海峡を半日かけてフルで回るコースと、数時間で半周するショートコースがある。とりあえず手軽に乗れるショートコースで十分だ。

乗船時間近くに乗り場に行くと、すでに乗客が並んでいる。ゲートが開くやいなや、乗客がなだれ込み、外の眺めの良い席はすぐ埋まってしまうのだ。船内の比較的外に近い、空いている席に座る。ここも一度でも立つとすぐ席を取られてしまいそうだ。

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しばらくして退屈してきたので甲板に出てみる。海が見える最前列には人が張り付いていて動かない。2列目で待機して、隙間が出来たところに滑り込む作戦。それで最前列をゲット。

橋を超えたところで折り返し。ふむ、この遊覧の見所がどこなのかよくわからなかったな。ま、それはそれでよい。

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トルコのケーキ

船着場に戻ってきて、ぶらぶら散策。

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お菓子屋さんの賑わいが目を惹く。じゃ、ここでお茶でもしよう。トルコのお菓子を食べよう。

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しかし、このケーキの類はすごくデカい。でも見た目のわりに味はいまいちだろうな。と、分かっていながら注文。食べてみると…うん、思った通りでした。

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緑のやつはピスタチオのお菓子。こちらはトルコのお菓子。でもたかちゃんにはどことなくあんこを感じさせるようで、あんこ嫌いの彼女のお口に合わず。まあたしかに和菓子っぽい感じもあるかな。

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地下宮殿

ぶらぶら散策を続ける。何か人が並んでいるな、と思ったら観光施設の一つ、地下宮殿だった。それでは行ってみよう。料金を支払って、どれどれ、と地下に降りて行く。中はかなり暗いぞ。

指を回すと願いが叶う的な柱。

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メドゥーサの頭像など、なかなかの迫力。

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トルコ料理を探して
また、アヤソフィア前の広場に戻ってきた。夕暮れ時が近づいてきて、特にやることもなくぼんやりしていると、トルコ人に日本語で話しかけられた。日本人相手のガイドをしているそうだ。それにしても、トルコではトルコ人によく日本語で話しかけられる。みな観光客相手の商売をしている人たちだが。

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せっかくなのでオススメのレストランを聞いて、そこに行ってみる。典型的なというか観光地的なトルコ料理屋といった感じだった。料理の印象はまあまあ。それほど感動するレストランではなかった。ブルーモスクのライトアップは見えたけれども。

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トルコでのレストラン探しは思ったより難しかった。下調べをほとんどしていなかったというのもあるけど、しなくても大丈夫だろうと思っていたのだった。おいしいレストランなんか、いっぱいあるんじゃないかと。実際あったのかもしれないが、嗅覚が働かなかったのか、「ここは!」と思える店はあんまりなかった。


おまけの話だけど…
このレストランでたかちゃんの発作が出てしまい、僕も心配するし、隣のフランス人カップルの女性も心配するし…となった。そのあと夜の公園を歩いたりして、しばらくしてからトラムに乗ったら、そこでまた、そのフランス人カップルに居合せる、という偶然があった。言葉を交わしたわけでもないが、その出来事には肩を叩かれる気がした(というか実際に女性には軽く肩を叩かれた)。Bon voyageとでも言われたかのような。

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 イスタンブール最後の夜はそんな感じ。