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自転車とお菓子作り

トルコ日記 1 カッパドキアへ

韓国経由でトルコへ出発 

4月28日。上野駅でたかちゃんと合流。お昼でも食べてから空港へ向かおう、ということだったが、GW真っ最中だからなのか、これが東京の平常運転なのか知らんけどどこも異常に混雑。京成上野駅のパン屋で、偶然空いた席にするりと潜り込み、遅い昼食を取る。成田空港には京成スカイライナーで。


トルコのイスタンブールまで韓国インチョン空港経由で行く空路を取っていた。成田19:25発のアシアナ航空機内食はチキンカツみたいなの。インチョン空港での乗り換え。夜の空港でポツポツと光が点滅している様をみて、なんとなく旅独特の寂寥感を覚える。こんな大きい飛行機が空を飛んで、世界中のあちこちに向かうのだ。ロマンだなあと思う。

 

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乗り込んだターキッシュエアラインズは機体が新しく、設備も良かった。23:45発、個人的にはもうとっくに寝る時間を過ぎているが、これから機内食である。ビビンパと何かから選べた。

9時間かそこらの飛行時間。ぐっすりは眠れず。映画『Escape Room』と『The Upside』をうつらうつらしながら観る。 

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いよいよイスタンブール空港に到着。世界最大の空港だとかなんとか。まだ建設途中らしいが。降り立った時はまだ真っ暗だったが、入国の手続きをして、スーツケースを受け取ったりたかちゃんのお化粧とかを待っていたら日が昇っていた。さあ一日が始まるぞ。

 


カッパドキア

トルコでは最初にカッパドキアに向かう予定である。2日間ほどカッパドキア観光して、それからイスタンブールに戻る計画。

国内線に乗り換える。さすがにデカい空港で、搭乗口まで行くのも大変だ。カフェでサンドイッチを買う。飲み物でヨーグルトドリンクを買ってみたのだが、しょっぱくて、「あれれ」と思った。後に聞いた話では、トルコではヨーグルトは甘くして食べるより、しょっぱい方が一般的らしい。日本でいうところの味噌汁みたいなものだとか。

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サンドイッチを頬張り、乗り込んだ機内でもサンドイッチが出たのだが。2時間ほどでカッパドキアカイセリ空港着。カッパドキアでは現地の旅行会社にいろいろお願いしていて、空港まで迎えに来てくれた。その旅行会社には日本の方がいて日本語でお世話していただいたので何かと楽チン。さあ空港から車で出発。

途中立ち寄ったガソリンスタンド脇のお店で、ソーセージサンドをご馳走になる。ここカイセリあたりではソーセージが名物だとか。そしてトルコのチャイを初めて飲む。トルコのチャイは、普通の紅茶のこと。で、ここでヨーグルトの話になり、先ほどと同じ、しょっぱいヨーグルトを再び口にする。まあ、飲めなくはないな。アイランというらしい。

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カイマクルの地下都市、お土産、鳩の谷

カッパドキアの中心地、ギョレメに着いた。まずは旅行会社のオフィスに着いて、一休み。これから地下都市に行くらしい。旅行のことはたかちゃんに任せっきりで、僕は下調べをほとんどして来なかったため、カッパドキアにはこんなところがあるのかと、着いてから初めて知るような状態。

カイマクルの地下都市。アリの巣のように掘られた洞窟である。こんなところに人が住んでいたとはね。観光ツアーの人たちで渋滞になっていて、のろのろ潜って帰ってくる。

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売店でフライドポテトとザクロジュースを買ってみた。ザクロジュースは目の前で絞ってくれる。混じりっけなしの100%でうまかった。

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また車で別の場所へ。ナッツ類がたくさん置いてある土産物屋に立ち寄った。量り売りのそれらを見てみると、ずいぶん安いぞ。試食し放題、というかガイドの人が売り物を勝手に食べて、好きに食ってくれと言う。おおらかで良い。旅行は始まったばかりだけど、合計で1kgほどナッツやドライフルーツを買い求め、荷物を増やしてしまった。

お次はトルコ石のお店に連れて行かれるなど。こちらは普通に見学だけしていく。

そこの目の前が鳩で有名な場所らしい。ピジョンバレーと言っていたか。その昔、鳩のフンが肥料として取引されたとかの話を聞く。

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鳩ね…鳩というと平和の象徴とかでもあるのだが、僕にとっては嬉しい生き物ではない。僕の勤務先で、駐車場の電柱に鳩だか何だかの鳥がいっぱい止まっていて、その下にいるとフンにやられるというわけ。僕の駐車スペースもそこに近く、車にもしょっちゅうフンが落とされている。狙ってフンを落としているんじゃないか、っていう。

そんなわけで鳩に対しては憎たらしい気持ちしか抱かないのだが、こんな広々とした住処を持っている鳩たちなら、わざわざ車にフンを落とそうとする心の狭い鳩はいないかもしれない。知らんけど。

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親切な案内は続く。「何か買いたいものがあるか」と聞かれて、「カッパドキアのワイン」と言うと、Turasanというワイナリーに連れて行ってくれた。ちょうどホテルに行く途中にあったようだ。僕はお酒が飲めないのでたかちゃんだけ試飲。赤と白を一本ずつ購入。

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最後にホテルで降ろしてもらう。チェックイン。


Kayakapi Premium Caves - Cappadocia

洞窟を改装した部屋。ホテルの部屋に入った瞬間、ムッとするような湿気を感じたような気もする。でも思っていたより綺麗というか、整っている室内。先ほど見た地下都市とまではいかなくても、もっと野趣あふれる洞窟っぽい部屋だったら、それはそれで面白いのにな。とか好き勝手なことを思っていたら、アーチ状の部分に頭をぶつけて悶絶。

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さすがに日本からの長時間の移動もあって、疲れすぎてたかちゃん動けず。チェックイン時にホテルのハマム(トルコ式マッサージ)を頼んだので、それまで休息。僕は、ホテルの丘から街へ歩いて行って、ケバブサンドとジュースを買ってきた。歩くとまあまあ距離があった。坂道だったし。それにしても今日はサンドイッチばっかり食べているな。

 

それはそうと、カッパドキアで最も楽しみにしていたことの一つはバルーンツアーだった。早朝にバルーンに乗って、上空から奇岩地帯を見下ろすのだ。明日の朝のバルーンを日本で予約していた。ところが明日のはすでに中止が決まっているらしい。聞くところによると、このところ風が強く、しばらくバルーンが飛んでいないのだとか。

明後日のバルーンの予約を入れておいたが、この分だとどうなるか分からないみたいだ。なんとかなってくれ、と祈る気持ち。


夜、時間になって、たかちゃんはハマムに行く。僕はシャワーを浴びてベッドに横になる。うとうとして、たかちゃんが戻ってきたのは分かったけど、そのまま寝てしまった。