今年最初のヒルクライムレース、日本の蔵王ヒルクライム・エコ2019に参加してきました。
蔵王ヒルクライムに参加するのは今年で4回目になります。
結果からいうと、記録 1時間8分50秒で、自己ベスト更新。
事前の想定(というかなんとなくの勘)では、1時間10分くらいだろうと思ってました。これまでのベストは13分だったので、トラブルなく走れれば自己ベストは更新できるだろうな、と。それよりもちょっと良いタイムが出せたので、まあ上出来と言えるでしょう!
フレームはBura SL。ホイールはキシリウムSLR。
では、大会のレポートです。
前日は、9時半頃には布団に入って寝る態勢に。しかしながら1時間ほどは眠れなくてウダウダしたりしていたらいつの間にか昏睡していたようだ。
3時半の目覚ましで起きる。出発準備。そういえば、と思い出してチェーンに注油。朝食はコンビニのおにぎりを3個食べて、アクエリアスを少しづつ飲む。4時半出発。出発前に無事お腹の軽量化もできました。
1時間ほどで会場着。
いまだにウォームアップをどうすればいいのかわからない、アップ難民である。
最近、「side by side radio」でウォームアップの回があり、これを聞いて勉強をしなければと思っていたのだが。結局、昨夜うつらうつら寝ながら聞いただけなので内容はよくわかっていない。あまり長く頑張ってやるのも良くない、みたいなことを言っていたような気がする。ので、今日はそんな感じで。
曇り。今朝は少し寒く感じる。フリースを着て、鳥居前の道を往復して体を暖める。
6時30分、ジャージに着替えて、荷物はバスに預ける。たかちゃんは応援バスに乗って、先に頂上へ出発。僕は、外にいると寒いので、ホテルの中で待つ。宿泊客でもないので本来ダメなのかもしれないが、もはやこのホテルも大会会場の一部。中から外をみていると風で木の枝がグラグラ揺れていて、風も強そうだ。
今年は参加人数が少ないため、1回目のスタートに入れられている。そろそろかなと思って外に出ると、選手がぞろぞろとスタート前に移動していたので、さっとその中に加わる。だいたい集団の真ん中くらい。スタートを待つ。
7時30分。スタート。
序盤は落ち着いてゆっくり、を心がける。
このコースは最初から勾配がきついと言われるけど、序盤はあまり苦しく感じたことはないんだよな。まあ序盤はまだ元気があるから当たり前なんだけど、それと、やっぱり知らないうちに力が入ってしまっているからかも。
少し走っていると同じペースの人が見つかるもので、デローザのクロモリの方がなかなか軽快に進んでいく。とりあえず付いていくことにする。
そのうち追い抜いてしまったけど、ペースを変えず淡々と進む。しかし、淡々と、のつもりが、すでにだいぶゼエゼエしてきている。場所はまだ5km地点、滝見台のあたり。あとはこれ以上は上げられないな。なんとかこのまま維持するしかない、というところ。
ここまで来ると、だいぶ人がまばらになってきた。近くに2,3人。前の方に7,8人くらいバラバラと見えて、なんとなくこちらのペースの方が早く、追いつきそう。
一つ目の給水ポイントに来た。一応もらって飲む。受け取るとき並走してもらえて、ありがたかったけど、なんか、ツールで仮装したファンが並走するというような場面をふと思い出す。
ジェルは2個持っていて、20分ごとに飲む作戦。いつもちゃんと飲めなかったりするけど、今回はちゃんと決めた時間で飲めた。
あとは、どう抜きつ抜かれつしたのかはよく覚えていないのだが、途中からずっと、5〜10m前を走っている人を、最後まで追いかける形になっていた。その方、一度補給食を落として、拾うためにストップしていたところを追い抜いたのだけど、その後また抜き返されたのだった。
賽ノ磧あたりでもう一人に抜かされて、なんとか後ろに付こうとする。でも気がつくと離されている。
2回目の給水ポイント(水を受け取らず)を過ぎて、いよいよ終盤に入ってきた。前にはその二人が見えているけど、追いつこうにも追いつけず、やはりじわじわ離されているような感じ。
料金所の少し前で、タイムは1時間を超えたあたり。あと3kmくらい? ここからあと10分でゴールできるんかいな、と計算してみようとしたが、どのみち苦しくてペースを上げられないし、もういいや。苦しくて顔を上げられず、ほとんど真下を見ていた気がする。
料金所を超えてハイラインに入る。そして、いよいよゴール前、たかちゃんどこにいるかな、と思っていたら、右側の方を歩いているのが見えた(他の人は左側に並んで応援しているのに)。なんかビックリしたように「あれ?」とか言っているたかちゃんを通り越し、最後の力を振り絞ってゴール。手元のガーミンで9分台。無事10分を切れたことに安堵する。
ゴール後、ゼイゼイ言ってると、たかちゃんがやってきた。思ったより僕が来るのが早かったので気づくのに遅れたそうな!いいけどさ。
何はともあれゴールを喜び、早速お釜の方に行って写真を撮ったりしました。
そのあとはレストハウスに入ってのんびり待つ。最終グループで下山。
さて豚汁だ、と思ったら今年はないらしい。残念であった。その代わりなのだろうね、金券チケットでチーズドッグなんかを買って食べました。貼り出された順位表を見ると、Bクラスで8位。お、一桁に入ったぞ! もしや10位まで入賞なのでは?と、思わず係員に何位まで表彰か聞いてしまった。3位までとのこと。聞いて恥ずかしくなりました。
とはいえ、一桁順位はいつかは入りたいと思っていたもの。これは嬉しい結果。
でも、なかなか複雑な思いもあります。というのも、結局、全体の参加人数が少なかっただけなんじゃないの?説も考えられるわけでして。
今回の大会は、チャンピオンクラスに出走する強豪選手も少ないし(ハルヒルなど全国的に同日開催の大会も多いためでしょう)、それに豚汁も参加賞もないし、ちょっと寂しい大会になったな、という印象は否めません。
去年は天候の影響で開催中止になり、その前は噴火の危険とかで開催が危ぶまれたこともありました。その影響もあるでしょう。
僕にとって蔵王は初めて参加したヒルクライムレース。この日だけはハイラインを自転車で走れるという、この蔵王のコースも好きなコースです。思い入れのある大会なので、なんとか応援したいですね。
この日はたかちゃんと郡山に行く日であるため、急いで着替えして、出発。
郡山に着いて少し時間があったので、スタバで新作のプリンアラモード・フラペチーノを食べたり。用事後は、今日頑張ったご褒美ということで、うな重を食べたりしました。満足満足。