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自転車とお菓子作り

散歩の記録用に - Garmin Vivoactive 3 を1年使ってみた感想

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Garminのリストウォッチ Vivoactive 3。

去年の誕生日プレゼントでもらったもので、もう1年ほどの使用歴になります。使用歴?

そう言えるほどちゃんと使っているのかというと、実はあんまり使っていないのですが。

 

心拍計やら活動量計やらいろいろ機能が付いているけど、毎日の日常生活ではほとんど使っていません。機能を使っていない、ということでなく、そもそも身に付けて持ち歩いてもいない。

僕は腕時計やらアクセサリーやら、体に何かを付けておくのが煩わしく感じてしまって、普段から腕時計もまったくしない習性なのです。

 

でも、ただ埃を被らせているだけでは、ないのです。

じゃあ、何に使っているのかというと、旅先で散歩のGPSログを取るのに使っています。 

昨年のタヒチ旅行と台湾旅行と、あとは東京に行ったときに何度か使ったかな。(そう考えるとやっぱりあんまり使っていないな…)徒歩だけでなく、レンタサイクルで散歩に行ったりもする。むしろ自転車での散歩の方が好きではある。

 

 

でも、こういうログを残すのが僕はけっこう好きなのだ。

 

旅行先で早朝、散歩に出かける。その前にガーミンのGPSを立ち上げて、ホテルから外に一歩踏み出すと同時に記録を開始する。数十分から1時間ほど歩き回って、帰ってきて保存すると、スマホと連動して自動でGarmin ConnectやStravaなどにアップロードされて、一つのログが残る。そして、その記録を見返すのがひそかに楽しい。

 

 

その土地のなんでもない空気感や距離感を肌で感じるのが好きで、散歩をしているのだけれど、自分の記憶力なんか大したことがないから、そのまましばらくするとそのときの感覚はすぐに薄れてしまう。

だけど地図上に歩いた軌跡が残るだけで、それが補助線になって、そのときの感情がほんの少しくっきりした形で浮かび上がる気がする。

知らなかった土地の地図の上に、自分の足跡が重なっていき、自分が本当にこの地にいたんだ、という実感が湧いてくる。その瞬間の、自分の中で世界が広がる感覚が好きなのだ。

なんというか、GPSのログは距離とか方位とかの記録ではあるけれども、僕にとっては自分の世界が広がる感覚そのものを写していて、それは写真とか絵とか、そういうものに近いんじゃないか、と思わなくもない。

 

そういうわけで、あまり頻繁には使えてはいないけれども、自分の用途で使っていればいいんじゃないかと改めて思えてきました。

 

そして今度も旅行に行く。Garminを充電し直して、また持ち出そう。

 

 

 

 

ちなみにGPSを起動させるとそれなりにバッテリーを食う。丸一日ログを取りっぱなしはできないと思う。でもだいたい半日くらいなら大丈夫で、残りの1日を普通に時計として使ってバッテリー切れを起こすこともない。

GPSを使わなければ、4、5日くらい持つんじゃないか、あまり使わないので確かじゃないけど。

 

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盤面を自由に変えられるのも、まあ、楽しみの一つなんだろうけど、普段は見ないので別に何でもいい。 でもこれはお気に入りの一つ。青い海に浮かぶちょっと険しい島。行き交うボート。ヤシの木。

タヒチボラボラ島にそっくりで。

 

 

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