HAGIBLOG

自転車とお菓子作り

Mt.富士ヒルクライム 2017

書くのが遅くなりましたが先週は富士ヒルクライムに参加してきました。言わずと知れた世界遺産・富士山を舞台にした日本最大のヒルクライム・イベント。一万人の参加人数だとか。

とくに今回参加してみようかと思ったのは、夫婦で一緒に出るヒルクライム大会として良さそうだと思ったからでした。富士ヒルは勾配が緩いので。

ということで、先だってエントリーはしていたのですが、実はつい最近まで、たかちゃんは胃腸炎などで弱りに弱っていたため参加を見送ろうか迷ってました。あまり練習らしい練習もできていないし、比較的緩いといってもヒルクラ大会はちょっと厳しいかなと。

ところが本人は持ち前の無鉄砲さで「出る」と言うので、そこまで言うなら、うん、まあとりあえず行ってみようか、と。予報では当日は雨になりそうな気配もあったので、雨なら納得してDNSしてくれるかな、などと思いつつ、幸いにもというべきかなんというか、当日は全く降らず無事開催されたわけですが。

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さて、前日から始めましょう。

山形から山梨・富士山までは当然遠い。ざっくり6、7時間くらい掛かるんじゃないかと思って、朝の6時から出発しました。東北道は良かったのですが、圏央道から中央道は大渋滞。予定していたよりも1、2時間くらい遅れで、富士急ハイランドに到着。往復バスで会場の富士北麓公園へ。

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さすがにビッグイベントでブースの多さも人の多さも桁違い。なんだか運転の疲れもドッと出て頭が痛くなってしまい、ブース巡りもさらっと。

でも良かったのはウィリエールのブース。たかちゃんのバイクの写真を提供して、キャップとストラップをもらえました。よかったね。

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また送迎バスで駐車場に戻って、本日の宿に向かう。

河口湖沿いのロイヤルホテル河口湖。参加を決めかねていたため、宿を予約したのは一週間前くらいでしたが空室がありました。この辺は宿もたくさんあるので、乗鞍と違って泊まるところには困らなそうですね。

チェックインして荷物を置いて、ちょっと河口湖を散歩。明日の朝食とか飲み物を買い出しに行ったり。

温泉にも入って、お楽しみの夜ご飯は、豚のしゃぶしゃぶ。夜は9時には就寝。

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当日です。

天気は曇り。少し肌寒いくらい。4時起床で5時に出発。駐車場はまた富士急ハイランドでしたが、そこに入るのにも渋滞。いやはや大変なものです。自転車を準備してトイレに行って、もたもたしていたら5時50分。あれ、荷物預けは6時までだっけ。間に合わなくねーか、ってことで急いで会場まで自転車で。

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会場の公園に着いて、女子のスタート場所でたかちゃんとお別れして、僕の荷物預けに急ごうと思ったら、超絶混雑でさっぱり進まず。時間も過ぎてるし荷物預けてない人けっこういるみたいだし、どうするのこれ、という感じ。
なんとか荷物トラックにたどり着いたら、そこは一層のカオスで、トラックに向かってぽんぽん荷物が投げ込まれ、入り切らない荷物が雪崩を起こしている。しかもそれが最後のトラックだったらしく、僕は荷物預けができずにアウト…。

と思いきや後からもう一台来るらしいのだが、なんとなく荷物出てこなくなりそうで、いっそのこと背負って走ろうかなあなどと思っていると、ちゃんとトラックがやってきたので預けました。でも、ツールボトル取るの忘れた。


さてレース開始です。

とにかく参加者が多くて、なんか変な感じでしたね。僕は第7ウェーブでのスタートだったので、7000番台の集団に混じって、メインのスタート地点まで流れて行く。ヨーイドン。後ろの方でスタートして、ゆっくりスタートを切る。計測地点を過ぎても、ゆるゆる走っていく。第2ウェーブで先行したたかちゃんを見落とさないようにしないとね。

20分くらい走ったでしょうか。いました、いました。声をかけて少し並走。とりあえずはちゃんとスタートを切れてよかった。健闘を祈って、またさようなら。別れてしばらく行くと2合目の標識。5号目までまだまだ長い。最後まで走り切れるかなぁとまだ心配ではありました。

僕は自分のペースで淡々と。気づくと後ろにぴったり付いてくる人がいたけど、気にしないで走る。でまあ、蔵王と同じく途中からタレはじめたな、という感じになり、ダラダラ走っていると、後ろに付いていた人が前に出て「引きますよ」などと言ってくれるのだが、こっちはそれに付いていく力もあんまり残っていないので、徐々に離れて行く。20mくらい離れたところで追いかける感じ。

太鼓の区間も過ぎたあたりで、斜度がきつくなる。きついけど少し回復してきたのか、また頑張れる状態になってきた。勾配がある分がこっちに分がある感じ。ちょいペースアップして坂を登り切り、平地区間もおもいっきしぶん回して行く。この辺でまだ体力が残っていて頑張れたのは気持ちよかったです。たかちゃんに追いつくまで温存していたのが効いたかな。

そしてゴール。タイムは1時間16分49秒。

 

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荷物を探しに行ったら、案の定まだ到着していないとのこと。選手全員の後からやってくるわけですね。たかちゃんのゴールもレース終了間際かと思われるので、まあのんびり待ちましょう。しかし富士山5合目は思いのほか寒くて、いつまでもジャージ姿でいるのはツラい。寒くてぶるぶる震えておりました。

でもせっかくのゴールシーンを見逃すのも残念なので、外で待ちましょう。アスファルトが温かかったので地べたに座って、他の選手を応援しつつ待っておりました。

のんびり待っていると、ようやく来ました。ああ、思ったより元気そう。リタイヤして回収されて来るか、来るとしてももっと死にそうになっているかと心配していたので。

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ゴール後はお土産屋さんにストーブが置いてあったのを発見。そこから動けず温まって待っていました。そうこうするとレースも終わりトラックが来たらしいので荷物を取りに行って下山準備。下山グループのほぼ最後に下っていきました。メイン会場に戻って吉田のうどんをいただいて終了。お疲れ様でした。

で帰り道もやっぱり渋滞でして。帰宅時にはもうへとへと。とにかく人の多さにやられました富士ヒルでしたが、二人でちゃんと走り切れたのがなによりでした。

 

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