HAGIBLOG

自転車とお菓子作り

That is the purpose of life

週末日記。土曜日。朝、散歩、天気がいい。青空が出ている。光が雪に反射して眩しい。TUTAYAに行くと準新作が100円だったので、準新作だけ選んで借りる。店先で椅子とテーブルを並べているパン屋があって、冬の間はビニールのカーテンで仕切りをして中でヒーターも焚いている。パンを買って店内でコーヒーをもらって、そのビニールハウスみたいなところで休憩をする。寒いといえば寒く、でも今日などはそんなに厳しい寒さでもないので、置いてあるブランケットを借りて、少しそこに居て本などを読んでいた。

午後、ジムに行く。今日はまあまあ調子がよく、いつものエアロバイクは最大心拍数の70〜80%くらいで収まる。

夜、キッシュを作るなど。キッシュは焼いてすぐ食べようと思っていたけど、生地を作っておくのを忘れたので出来上がりが遅くなった。なので、夜ご飯は買い置きのピザを食べた。

夜、借りてきたDVDで『ブルージャスミン』(ウディ・アレン監督)を観る。途中で眠くて寝る。

日曜日。部屋の片付けに取りかかる。どうにもこうにも片付けがしにくいなあという感じで、どうしてかと考えたのだが、ものを収納する箱とか棚とかが一切ないからなんじゃないかと思った。だからものの定位置が定まらず、いつも机やソファや床の上にごちゃごちゃに置いてあるのだ。でも収納家具などを導入したらしたで狭い部屋をより狭くしてしまう気もするので、一番いいのはやはりものを持たない、置かない、片っ端から捨てていく、ということである。方針が決まったところで疲れてやめた。ジムに行った。

『LIFE!』(ベン・スティラー監督)を観る。最高によかった。「LIFE」誌の写真管理部に勤務するウォルターの冒険譚である。最終号の表紙を飾る写真のネガが見つからず窮地にたたされたウォルターが、ネガを送りつけたフォトグラファー、ショーンに会うため世界へ旅に出る。地味な仕事に従事し、若い上司にばかにされ、臆病で女性に声を掛けられない…「どうせお前もこんな奴なんだろ」というかのような、いかにも共感を得ようとする製作者の意図が透けて見える主人公の姿だが、私もたいへんうだつの上がらない人間なので(そして写真にかかわる仕事も多少しているので)、大いに共感し、感情移入し、爽快感を覚えた。ほんの少し勇気でもってこの退屈な日々から一歩外れたとき、人は自分の人生を素晴らしいと思うのだろう。