HAGIBLOG

自転車とお菓子作り

清住町散髪日記

天気がよかったので、また自転車に乗りに出かけた。その後ジムに行き、風呂に入り、着替えを洗濯機に入れてスイッチを押し、床屋に行って髪を切った。

いつも切ってくれる人とは別の人に切ってもらうことになった。切ってもらうのは初めてだが、これまで脇で見ていると、明るく元気な好青年で職業意識が高いというかよく客に話しかけるという印象だったので、いろいろと話しかけてくるのかと思ったら、雪が少なくていいですね、そうですね、で会話が終わった。その後は黙々とはさみを動かしていた。静かな空間によく響くはさみの音が時を刻むかのごとく、ある一まとまりの時間が過ぎ去り、髪を流して、最後の調整のために再びはさみを手にしたところで、「雪が少ない」という話題を受けて、いやあ、今日は自転車に乗ってきましてね、と声に出して言ってみた。

そこから、こういうハンドル(ドロップハンドル)のやつに乗っているとか、一日何キロ走るとか、そういう通り一遍の問答があり、どこに住んでいるのかという話になり、この近くでして、と答えると、好青年はいいところですね、スーパーもあるし、パン屋もあるし、弁当屋もある、などと言った。それにいい床屋もね、とは言わなかったが、なるほどたしかに場所はけっこういいな、と思うのは、最近入ったジムも家から500mくらいの距離にあるからだ。

これより遠かったら入会しようと思ったかどうか。それに、ジムに温泉がついているということは、家から近いところに温泉施設が2つもあることになる(500m以内に、と書こうと思って調べたら、かすみが温泉は750mだった)。この圏内に図書館があったら完璧だ、と思うが、そこまでは望むまい。もしそんなことがあれば「町内引きこもり」が完成する。自転車乗りのくせに出不精なのだ。

家自体が古いので住むのにたいへん快適とは言えないのだけれど、立地も含めて、悪くはない、いや、それなりにいい住処だ、と思っている。その家は、先日不動産屋から2年ごとの更新を知らせる連絡があった。今年の3月で、引っ越して4年になる。