いちおう今年もルバーブを採らないとなあと、ほとんど義務感から自家栽培のルバーブを採り、半ばルーチンワーク的にジャムとタルトをつくってみた。ひじょうに、なにかに対して感謝の気持ちを欠いた不遜な態度でつくってしまったため、タルトの方はかなりの失敗作となった。
そもそもどうしてこんなに気乗りがしないのかといえば、自分んちで栽培しているルバーブがあまりおいしくないからである。どうせ今年も同じような味だろうと思っていたのだが、あれ、少し違うかもしれないぞ、と思った。少し酸味が出てきた気がしないでもない。どうかな。茎の生え方でも違うのかもしれない。細く長く初々しく伸びているやつがよいのではないか、という予感。