住んでいるのは山形市の西側の方だから、どちらかと自転車に乗るのも西に向かって走り出すことの方が多い。すぐ街中から外れて信号も車通りも少ない道へと向かうことができるから。東寄りの天童方面にはあまり出向くことがなかったのだが、たまには行ってみましょう。少しは行動範囲も広げていかないと。
果樹園の道を通る。果物の、甘く発酵したような、鼻を刺激する濃密な香りがする。このへんはこういう道なのだなあと思う。それぞれにそれぞれの道がある。
天童高原へ向かう。上りに向かうのは前よりも億劫ではなくなった。前は坂道なんかちっとも走りたい気持ちにならなかったのだが、いまはまあそれなりに、坂があればまあ頑張って上ってみようか、くらいには思う。自転車も段階を経て乗り方が変わってくるものだ。
途中から道路の舗装工事をやっている。行けるかな。まあ、砂利を避けてソロソロと行ってみましょうか。
ロープウェーに到着。意外にというか閑散としている。もうちょっと上のキャンプ場までいくと、テントを張っている人たちもいたけれど、なんとなく、夏も終わったのだなあという感じである。
山を下りたところで、コンビニ休憩。休憩が必要というよりも、たぶんカロリー摂取が必須なんだよなあ。意識して食べるようにしているのだが、それでもまだ足りないのだろうか。
東根へ向かう。体育館のわきに知らないうちに遊び場ができている。産直の店も通り過ぎたが、お金を持ってこなかったのが悔やまれる。数百円で桃を食べたいだけ食べられたのだよなあ。そうか、もう桃や梨やぶどうの、果物の季節なのだ。
空港あたりで折り返して、山形へ帰還。 かすみが温泉に行って汗を流すのはいつものパターン。ヤマザワでお昼の弁当。ぶどうも付けて。