HAGIBLOG

自転車とお菓子作り

アプフェルシュトゥルーデル

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なんだか舌を噛みそうな名前だが、ウィーンの伝統お菓子なのだそうだ。どうして作ったのかといえば、りんごに火を通したものを食べたかったので。シナモンを効かせて、甘くて酸味のあってとろっとしたものを。だからアップルパイでもいいし、ただりんごだけ煮てもいいのだけど、なんとなくこんなお菓子があったことを思い出して作ってみた。

小麦粉を練った生地を薄く薄く延ばして、具材を巻き、溶かしバターを塗りながら焼くというのが、このお菓子の作り方で、薄く延ばすというところが難所である。薄ければ薄いほど良い。だからこれはそんなに出来が良い方ではない。でもかまわない。こんな厚くて固い生地はよけて食べればいいのだ。なぜなら食べたかったのはりんごに火を通したものだからだ。