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自転車とお菓子作り

蔵王坊平ヒルクライム2019

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今年初開催の蔵王坊平ヒルクライムに参加してきました。

 

春の宮城蔵王、夏の鳥海山、秋の山形蔵王と、今年3つめのヒルクライムレース。このくらいのレース参加が僕にはちょうど良い気もする。来年もそうするかは分かりませんが。

 

結果から言いますと、自分の中ではこれ以上ないパフォーマンスを発揮できたレースでした。

タイムは1時間20分33秒。年代別Cクラスで5位。

 

先週の試走では駐車場まででこのくらいのタイムだったので、本番とはいえ今日は出来過ぎといっていいでしょう。

しかし、どの大会でもそうだけど、入賞には超えられない壁を感じますね。一度でも入賞してみたかった自転車人生だった…。

 

 

 

では、当日の記録。

 

4時半の目覚ましで、5時に朝食。白米だけを茶碗一杯。そして今回初めて試すモルテンドリンクをちょっとずつ摂取。

 

今朝の体重は52kgぴったり。

 

天気は雨予報。

山形蔵王はホームグラウンドみたいなもの。なので、家からの自走も余裕な距離だけど、車で行く。暖かい時期だったらアップがてらの自走もありだけど、この時期冷えるし、おまけに雨なので。

 

アップも家のローラーで済ませていく。出走まで時間が空くけど、やらないよりマシだろう。じっとり汗をかくまで20分くらい。

 

調子は良いような気もするし、別に普通なような気も。ちなみに前日からお腹がゆるくなっていて、今日も下痢。

そんな感じで、体調は「一分の隙もない」とまでは言えないまでも、この一週間は疲労を抜くべく調整していたし、バッチリ脚は軽くなっていると信じたい。

 

6時10分に家を出て、6時半会場着。荷物を預ける。あとは寒くならないように車で待機。ウェアは半袖しか持っていないので、あまり寒かったらどうしようかと思ったけど、ぎりぎり大丈夫そう。助かった。

 

ときおり雨がパラつくものの、ざあざあ降る感じではない。

レース中に雨が降るのは全然かまわないけど、スタート前に濡れて冷えるのは嫌だなあと思っていた。

 

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7時を過ぎた。ジャージになり、集合場所に行く。

7時30分にパレードランスタート。

 

パレードランからそのままリアルスタートなのか、どうなんだろう?  初めてなのでよく分からん。ちょっと迷いつつ進んでいったら計測ポイント前で一旦ストップだった。

 

そこから8時にリアルスタート、のはずが、先頭のチャンピオンクラスの面々がストップせず行ってしまったらしい。なんと。

ということで、戻るのを待ち10分遅れのスタートとなった。けっこう先まで走っていたらしい。僕だったら消耗激しくて再スタートできないな。

 

でもって、スタート待ちで隣になった方に、このブログを見たということで声をかけていただくなど。ありがとうございます。

 

そして、ようやくスタート。一歩目でクリートキャッチをミスって踏み外した。後ろの方ビックリしたらごめんなさい。

 

さて、序盤の緩い区間である。前回書いたのは、とにかく前半は余裕を持って走るように気を付ける、ということだった。

スタートして、とりあえずのつもりで前のグループの付いて行く。ふとガーミンに表示される心拍数を見ると、あれ? さっきスタートしたばかりなのにもう165?

このペース、マズイやつじゃ…

 

しかし体感的には、「なんかまだ行けそう」。じゃあ、このまま行ったれ! となっていた。

「突っ込み過ぎに気を付けよう」とあんなに言い聞かせていたのは、なんだったのか。

勾配15%のホワイトロードで185に到達。ほぼ限界に。ここも楽に乗り切るはずだったよな?

 

 

なんとか心拍を落ち着けたい、というのと、ペースは落としたくないという狭間で、ぎりぎりのところで行く。

この辺りでは、図らずも人の後ろにばっかりくっついて動かなかったが、前に出られず後に下がれずの結果ということで(本当か?)、お許し願いたい。

 

そうこうするうちに同じクラスの加藤さんと一緒になる。加藤さんは僕よりも実力者である。

ライザのあたりだったか、50mくらい先に同じクラスの選手が見える。加藤さんに、そう教えられる。

僕はただ苦しく走っているだけだが、加藤さんは前の選手に追いつく展開を見ているようだ。なるほど、これが実力ある者が見ている世界なのか、と思う。

 

なんとか食らいついて、行けるところまで行こう。たぶん、ここまで来れているということは、今日は調子はいいんだろうと思うことにする。

 

加藤さんが前を引く時間の方がだいぶ長いが、僕も少しは前に出るように。

その度に、「上げすぎないで」「一定のペースで」と声をかけてもらえたのだが、僕のガチャガチャした走りでペースを乱してしまっていたら申し訳ない。

 

標高が上がるにつれて、ガスが出てきて視界が悪くなる。何度も走っている道だがどこを走っているのか分からない。ただひたすら加藤さんに付いていく。

体重が軽い分、勾配がキツいところでは私が優位になり、少し緩むところでは加藤さんが強い感じだった。

 

もし、だ。

もし、このまま一緒にゴール間際まで行ったとしたら、どうする?

スプリントで勝てるわけがないので、勝とうとするなら、その前に引き離す必要がある。あともう1人の方が一緒にいたが、クラスが違うので気にしない。

 

などと考えていると、もうすぐ駐車場に辿り着くところだった。その前の少し勾配がきつくなるところで、加藤さんが後ろに数メートル離れる。

 

おや!と、思う。

ただ、駐車場から料金所までの平坦区間を逃げ切れる気がしない。ここじゃない。

 

案の定、ハイスピードで追いつかれ、追い抜かれ、なんとか後ろに付こう…と思ったら、ありゃ、もう脚が終わっていた…。

ハイライン区間は付いていくことができず、ジリジリ離され…。

 

霧でゴール地点がさっぱり見えず、唐突にゴール。

 

ああ、終わってしまった。安堵感と達成感と、及ばなかった悔しさが少し。

でも加藤さんのおかげで間違いなく今までのヒルクライムとは一線を画す走りができました。感謝です。

 


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だんだんと冷静になるにつれ、山頂の寒さに打ち震える。下山第一陣で早めに下界に戻り、参加賞の金券で芋煮を食べ、家に帰る。

帰って12時過ぎたくらい。やはり地元開催はサクッと参加できて良いね。


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台北ダイエットサイクリング

台湾から帰ってきました。

この旅行の任務の一つは、体重を増やさずに帰ってくることでしたが、その点では無事、達成しているのではないかと。

まあ、もともとそんなに量を食べられる胃袋を持ち合わせていなかったのでした。

 

ある日の夕食。二人でこれだけ食べたらもうお腹いっぱい。


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それでもカロリーを気にせず気持ちよく食べられるように、滞在中にダイエット走をするなどしました。

 

 

サイクリングその1

 

まずは朝のサイクリング。


最初の日の朝は雨だったのでレスト。

2日目の朝に、街中レンタサイクルのYouBikeを利用して早朝サイクリング。淡水河沿いにサイクリングロードがあるらしいので行ってみる。

 

大稻埕埠頭の広場。サイクリストのほかランナーなども多かった。

 

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適当なところまで行って折り返す。YouBikeはママチャリだけどなかなか良い。この自転車でサイクリングロードを乗っている人もけっこういる。

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ホテルまで戻ってきてスタンドに返却。近くの肉まん屋で肉まん2個買って食べた。

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サイクリングその2


その日、たかちゃんが変身写真に行くというので別行動。その時間、僕はまたサイクリングでもしていようかと。

台北ジャイアントで、店舗によってはロードバイクのレンタルをやっている。大稻埕埠頭のすぐ前にお店があったのは朝のサイクリングで確認。

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ロードバイクを借りたいというと、「免許証はある?」と。持っていなかったのでパスポートをお店に預けた。


バイクはジャイアントのアルミフレーム。コンポはシマノのティアグラでした。ペットボトル用のボトルケージ付き。フラットペダル。

ウェアとヘルメットなどは日本から持ってきました。

 

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自販機で飲み物を買って準備は整った。いざ、脂肪燃焼ライドに出発!

 

どうせなら山に行きたかったけど、そこまで時間もなく、サイクリングロードを1時間走ったところで引き返そう。

 

ママチャリに比べるとさすがにロードバイクは楽で速いな。一定ペースで淡々と走る。ほぼ完全に平坦な道。

 

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このサイクリングロードはずっと川沿いを走っていて、淡水の方に行くつもりでいたら分岐で間違えたみたい。東に逸れて街の方に後戻りするように来ていたと後で分かった。

随分走ってきたのに高層ビルの台北101が見えてきたので、どうなってるの?と訳が分からなかったのだ。


1時間経ったので折り返し。補給で昨日買ったパンを食べる。

 

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帰ってきて往復で50km。2時間と少し。3時間の料金で450元でした(ロードバイクは1時間150元)。

 

 


その後、水分補給と称してタピオカなんとかを飲んで、消費カロリーも一瞬で補充。(ダイエット走とは?)

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そんな感じで、なんとなくだけど収支を合わせるよう努めていたこともあって、旅行を通しての摂取カロリーは、消費したそれを大きく上回ってはいないはず。


なんというか、胃のサイズ的にたくさん食べられないのはそうなのだが、美味しそうな食べ物を目の前にしても「食べたいぞ」という気持ちが思ったより穏やかだった。

自転車に乗っていると、僕はあらゆる欲がなくなるのかもなぁと思う。

蔵王試走雑感


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今日は有給休暇を取得。連休にして、夫婦二人で台湾旅行に行ってきます。

 

そして来週は蔵王坊平ヒルクライム。ということは今朝が最後の走り込み。

いつもの蔵王温泉経由のコースを走ろうと思っていたけど、朝になって気が変わって、本番コースを走ってみることに。本番前に実力が分かってしまってがっかりするかもしれないけど、まぁしょうがない。

本番を想定したタイムトライアルのつもりで行く。

 

朝はけっこう冷えるようになってきたけど半袖ジャージで。麓の方で15℃。当日もこのくらいなら半袖かな。

 

さて、上山のコンビニを過ぎてスタート。作戦というか気を付けようと思っていることは、前半はとにかく余裕を持って走る、ということ。

 

序盤の緩い斜面、スタートしたばかりで元気が有り余っていて、かつ集団走行でアドレナリンが出まくる精神状態。

知らないうちに突っ込み過ぎる要素がありすぎる。それだと後半タレるのは目に見えているので、最初はとにかく上げ過ぎないこと!

 

緩斜面は、集団に付いて行った方が有利かな…などと思ってしまうのだが、まぁそういうのがダメなんだろうな。

最近ヒルクライムレースで心拍計は付けていなかったけど、今回は付けて行こうっと。

 

今日も余裕を持ってを意識して走る。牧場あたりのアップダウンで脚が削られるのも嫌な箇所。ここまでは出来るだけラクにこなしたい。

 

余裕を持って走っていても、中間の猿倉あたりまで来ると自然にいっぱいいっぱいになっている。

ここからは5〜8%と好きな斜度が続く。ここが個人的には勝負所で、なんとかリズム良く走り抜けたい。

 

そんなこんなで駐車場にたどり着き、今日はここでゴール。本番は料金所を超え、ハイラインへと続く。

 

今日は本番を想定して走ってみて、まぁ特に失敗もなく走り切れた。実力はこんなところでしょう。

ヒルクライムにマグレはないので、本番もこんな感じだと思われる。他に何か、もっと速くなる要素はあるかなぁ…。

 

携行品を外して−500g、脚の毛を剃って空気抵抗−1w削減、くらいかな。あとはコバンザメ走法だな(←最悪)。

 

あとは本番までに疲労を抜いて、良い感じで当日を迎えたいものです。

 

…と考えたとき、台湾旅行なんて危険極まりない! 食べ過ぎて体重を増やさないよう、精いっぱい抗わなくては!(無理)

 

 

 

 

3連休の自転車日記

3連休初日の土曜日。いつもより遅めの時間に出発。めちゃくちゃ良い天気。暑くて死ぬかなと思ったけど、日差しの凶暴さはもう真夏の感じではなく、日陰などはひんやり涼しいくらいである。エコーラインでお釜まで。

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日曜日。本日は芋煮会の日。朝、ちょっと会場でもみてこようかと思って、馬見ヶ崎川沿いを行く。7時前にもかかわらず、整理券を求める人たちの列ができていた。

2日目の今日は、体力回復のために軽く流そうかと思ったけど、結局それなりに力が入ったまま蔵王温泉まで。

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月曜日。1日目と3日目を頑張って乗る、というのが思い描いていたプランだったけど、やっぱりこの疲労感じゃちょっと無理だなあ、というわけで、今日も、というか今日こそゆるゆるサイクリングをしよう。

それで西蔵王を走っていたら、思ったほど足が回らなくもないので、だんだんと上げていって、結局いつもの感じで。まあ、これをグダグダという。

 

先日の健康診断の結果が出まして、おおむね異常なしだったけど、心電図だけが洞徐脈ということで要経過観察。これって、トレーニングしているから安静時の心拍数が低くなったのだろう。心臓が強くなったってことだな。(などと都合の良い解釈でいいのか)