HAGIBLOG

自転車とお菓子作り

Mt.富士ヒルクライム 2017

書くのが遅くなりましたが先週は富士ヒルクライムに参加してきました。言わずと知れた世界遺産・富士山を舞台にした日本最大のヒルクライム・イベント。一万人の参加人数だとか。

とくに今回参加してみようかと思ったのは、夫婦で一緒に出るヒルクライム大会として良さそうだと思ったからでした。富士ヒルは勾配が緩いので。

ということで、先だってエントリーはしていたのですが、実はつい最近まで、たかちゃんは胃腸炎などで弱りに弱っていたため参加を見送ろうか迷ってました。あまり練習らしい練習もできていないし、比較的緩いといってもヒルクラ大会はちょっと厳しいかなと。

ところが本人は持ち前の無鉄砲さで「出る」と言うので、そこまで言うなら、うん、まあとりあえず行ってみようか、と。予報では当日は雨になりそうな気配もあったので、雨なら納得してDNSしてくれるかな、などと思いつつ、幸いにもというべきかなんというか、当日は全く降らず無事開催されたわけですが。

f:id:hggggg:20181130213059j:plain

 

さて、前日から始めましょう。

山形から山梨・富士山までは当然遠い。ざっくり6、7時間くらい掛かるんじゃないかと思って、朝の6時から出発しました。東北道は良かったのですが、圏央道から中央道は大渋滞。予定していたよりも1、2時間くらい遅れで、富士急ハイランドに到着。往復バスで会場の富士北麓公園へ。

f:id:hggggg:20170610143302j:plain

 

さすがにビッグイベントでブースの多さも人の多さも桁違い。なんだか運転の疲れもドッと出て頭が痛くなってしまい、ブース巡りもさらっと。

でも良かったのはウィリエールのブース。たかちゃんのバイクの写真を提供して、キャップとストラップをもらえました。よかったね。

f:id:hggggg:20170610145808j:plain

 

また送迎バスで駐車場に戻って、本日の宿に向かう。

河口湖沿いのロイヤルホテル河口湖。参加を決めかねていたため、宿を予約したのは一週間前くらいでしたが空室がありました。この辺は宿もたくさんあるので、乗鞍と違って泊まるところには困らなそうですね。

チェックインして荷物を置いて、ちょっと河口湖を散歩。明日の朝食とか飲み物を買い出しに行ったり。

温泉にも入って、お楽しみの夜ご飯は、豚のしゃぶしゃぶ。夜は9時には就寝。

f:id:hggggg:20170610182956j:plain



 
当日です。

天気は曇り。少し肌寒いくらい。4時起床で5時に出発。駐車場はまた富士急ハイランドでしたが、そこに入るのにも渋滞。いやはや大変なものです。自転車を準備してトイレに行って、もたもたしていたら5時50分。あれ、荷物預けは6時までだっけ。間に合わなくねーか、ってことで急いで会場まで自転車で。

f:id:hggggg:20170611061931j:plain



 

会場の公園に着いて、女子のスタート場所でたかちゃんとお別れして、僕の荷物預けに急ごうと思ったら、超絶混雑でさっぱり進まず。時間も過ぎてるし荷物預けてない人けっこういるみたいだし、どうするのこれ、という感じ。
なんとか荷物トラックにたどり着いたら、そこは一層のカオスで、トラックに向かってぽんぽん荷物が投げ込まれ、入り切らない荷物が雪崩を起こしている。しかもそれが最後のトラックだったらしく、僕は荷物預けができずにアウト…。

と思いきや後からもう一台来るらしいのだが、なんとなく荷物出てこなくなりそうで、いっそのこと背負って走ろうかなあなどと思っていると、ちゃんとトラックがやってきたので預けました。でも、ツールボトル取るの忘れた。


さてレース開始です。

とにかく参加者が多くて、なんか変な感じでしたね。僕は第7ウェーブでのスタートだったので、7000番台の集団に混じって、メインのスタート地点まで流れて行く。ヨーイドン。後ろの方でスタートして、ゆっくりスタートを切る。計測地点を過ぎても、ゆるゆる走っていく。第2ウェーブで先行したたかちゃんを見落とさないようにしないとね。

20分くらい走ったでしょうか。いました、いました。声をかけて少し並走。とりあえずはちゃんとスタートを切れてよかった。健闘を祈って、またさようなら。別れてしばらく行くと2合目の標識。5号目までまだまだ長い。最後まで走り切れるかなぁとまだ心配ではありました。

僕は自分のペースで淡々と。気づくと後ろにぴったり付いてくる人がいたけど、気にしないで走る。でまあ、蔵王と同じく途中からタレはじめたな、という感じになり、ダラダラ走っていると、後ろに付いていた人が前に出て「引きますよ」などと言ってくれるのだが、こっちはそれに付いていく力もあんまり残っていないので、徐々に離れて行く。20mくらい離れたところで追いかける感じ。

太鼓の区間も過ぎたあたりで、斜度がきつくなる。きついけど少し回復してきたのか、また頑張れる状態になってきた。勾配がある分がこっちに分がある感じ。ちょいペースアップして坂を登り切り、平地区間もおもいっきしぶん回して行く。この辺でまだ体力が残っていて頑張れたのは気持ちよかったです。たかちゃんに追いつくまで温存していたのが効いたかな。

そしてゴール。タイムは1時間16分49秒。

 

f:id:hggggg:20181130213042j:plain

 

荷物を探しに行ったら、案の定まだ到着していないとのこと。選手全員の後からやってくるわけですね。たかちゃんのゴールもレース終了間際かと思われるので、まあのんびり待ちましょう。しかし富士山5合目は思いのほか寒くて、いつまでもジャージ姿でいるのはツラい。寒くてぶるぶる震えておりました。

でもせっかくのゴールシーンを見逃すのも残念なので、外で待ちましょう。アスファルトが温かかったので地べたに座って、他の選手を応援しつつ待っておりました。

のんびり待っていると、ようやく来ました。ああ、思ったより元気そう。リタイヤして回収されて来るか、来るとしてももっと死にそうになっているかと心配していたので。

f:id:hggggg:20170611103749j:plain

 

ゴール後はお土産屋さんにストーブが置いてあったのを発見。そこから動けず温まって待っていました。そうこうするとレースも終わりトラックが来たらしいので荷物を取りに行って下山準備。下山グループのほぼ最後に下っていきました。メイン会場に戻って吉田のうどんをいただいて終了。お疲れ様でした。

で帰り道もやっぱり渋滞でして。帰宅時にはもうへとへと。とにかく人の多さにやられました富士ヒルでしたが、二人でちゃんと走り切れたのがなによりでした。

 

f:id:hggggg:20170611103818j:plain



f:id:hggggg:20181130213045j:plain

f:id:hggggg:20181130213051j:plain

f:id:hggggg:20170611135042j:plain



蔵王ヒルクライム2017

冬から続く自転車のモチベーションが上がらない、上げられないもどかしさ。練習不足。いっぱしのアスリートぶってスランプを憂いて、蔵王ヒルクライムDNSかな、などとひそかに考えていたのです。…いたのですが、たかちゃんは去年と同じように応援に来るつもりでいるし、どうしよおかなぁ、と。

そんなこんなで2、3週間くらい前、フラワーアレンジメントをやっているたかちゃんが、花冠などをせっせと作っているのを見て一つの構図が想起される、すなわち完走した僕が花冠をかぶり、皆に祝福を受ける、という画。そういや今年に限ってはレースで結果を出さなくても祝福されて良いだろう。新婚なので。

「ヘルメットにも花冠付けられるかなあ」と何気なしに言ってみる。「いいよ」と彼女。

 


さて当日は。暑いくらいの天気で、去年に引き続き絶好のヒルクライム大会日和でしたね。そしてヘルメットには(空力性能と軽量化が求められるそこには)ほとんど場違いともいえる花冠。いつの間にか、ゴール後にかぶるのではなく、かぶって走ることになっていた。

f:id:hggggg:20170521063307j:plain

それにしても本当はスタート直前にこっそり付けたいと思っていたのだ。恥ずかしいから。まあ、人は他人のことなんか大して気にかけないものだ。きっと自意識過剰なんだろうと思って、最初から付けて会場入りしたら、やっぱり恥ずかしかった。

スタートしてしまえば、それどころじゃなくなりますがね。レース中、ボランティアの方や応援の方に反応してもらえたのは嬉しかったです。ハイラインの最後の直線でたかちゃんとのご対面も果たして、無事ゴール。たかちゃんは袴姿で、はいからさんコーデ。

f:id:hggggg:20170521084838j:plain 

f:id:hggggg:20170521085806j:plain

 

記録としてはね、やっぱりふるわない結果でした。計測機器のトラブルで公式タイムがなかなか出ないようですが、別にいいですよ、教えてくれなくていいですよ、というか。実は、もしかしたら去年と同じくらいで行けるかな、なんて淡い期待もあったのですが、そんなに甘くなかったですね。後半は完璧に体力切れでペースダウンしていました。

まあ今年は花冠のおかげで走ることができて良かったと思う。花婿スタイルで走れて楽しかった。でもタイムは悔しかったから、また走ろうと思った。だから良かったと思う。

f:id:hggggg:20170521091501j:plain

f:id:hggggg:20170521100216j:plain

ラファキャラバン東北-山形蔵王を走ってきた

GW中に一度はがっつり走っておかないと、と思ったところに「Rapha Caravan 東北」という東北各地を回ってサイクリングを企画するイベントがあり、今日はこれに乗っかる形で走ってみようかと。

集合場所は西蔵王の駐車場。なので自宅から自走で向かう。9時少し前に会場に着いて受付。そのときコーヒーなども振る舞われましたが、10時のスタートまで1時間ほど手持ち無沙汰で待つ。なかなか始まらないな、と思ったら時間過ぎてるし。

f:id:hggggg:20181130214438j:plain

 

コースは西蔵王を一旦下って、(今朝登ってきた)県庁側の西蔵王から登り始めて蔵王温泉まで。蔵王温泉から猿倉スキー場まで行って、下りてまた西蔵王の駐車場まで登ってゴールというもの。わりと良く見知った道です。

まあサイクリングイベントなので、トレーニング的に黙々と走るのもあれだな、とは考慮しつつ、人見知りなので皆と和気あいあいと走ることもあたわず、中途半端に走る。まあいいでしょう。登りだし結局一人だから蔵王温泉までは少し追い込んでペースを上げてみようかと思って走る。

f:id:hggggg:20181130214446j:plain

f:id:hggggg:20181130214534j:plain

f:id:hggggg:20181130214503j:plain

蔵王温泉のグランドの方に回るのは初めてだったな。この辺を走っているときは周りに誰もいなくて、なんとなくそのまま一人でノンストップで最後まで走り終えて帰ってしまおうかと迷う。というのも家で待つたかちゃんの体調がよろしくないのが、ちょっと気にかかっていたし。

だけれども蔵王温泉のコンビニで先に到着していた方が待っていたので、とりあえず同じく休憩することに。ここでの休憩がちょっと間延びした感じになったのはあまり良くなかったな。先に行きたい人は行っても良かったのだと思うのだけど、なんとなく自分からは動けないでいて暑い中ダラダラと待ちぼうけしてしまった。

f:id:hggggg:20181130214524j:plain

f:id:hggggg:20181130214516j:plain

 

ようやく再スタート後、ホテルの先の湧き水で給水、後は下りですね。この辺りがゲストライダーの土井選手にもっとも近づけた瞬間でした。

f:id:hggggg:20170504133834j:plain

 

 下って芸工大方面に戻って、また最後の西蔵王登り返し。最後は力も残っておらず、たらたらと登りました。一応ゴール。最後にまた皆を待って閉会の締めがあるかも、と思ったけどお先に失礼して帰宅。

たかちゃんもまあ一応無事。で、家に帰るなりプロテイン飲んだりあれこれバクバク食べる。補給食もそんなに持っていかず、コンビニでも何も買わずボケッと待つだけだったのでお腹が空いていた。待ち時間も含めた全体の時間を考えていなかった。いや、待ち時間というより、ライドを通してゆったりと豊かな時間を過ごす、という趣旨なので、そのようにライドを組立てられない自分の未熟さを悔いるべきであろう。でもまあ一応これだけ疲労したってことは、それだけのトレーニングになったのでよかったなと。

あと同行されたフォトグラファーさんが、あんなふうに自転車に乗りながら写真を撮るんだあ、と思いました。最近はスマホばっかりですが、またカメラ持ち歩こうかなと(すぐ影響される)。

そういえば今日はニールプライドが3台並んだのがなかなか珍しくてよかったです。

 

 

f:id:hggggg:20170504121515j:plain

GW 0503

いよいよゴールデンウィーク。といって、いつもとそんなに変わらない休日となる予定。混んでいる場所に出かけるのは二人とも苦手のようで。

5月3日、朝は朝練と称して蔵王温泉まで。この上なく晴天。朝はそんなに寒くなく、また夏ほどにも暑くなく非常に良い感じでした。

帰って朝ご飯を食べて。当然、今日も布団を干す。もう晴れた日には布団を干さないなどと考えられない。家の斜め向かいのお宅も必ずといっていいほど洗濯物を干したり布団を干している。対抗していきたい。

なんとなく空いた時間で『茄子 スーツケースの渡り鳥』を何年かぶりに見る。

茄子 スーツケースの渡り鳥 [Blu-ray]

茄子 スーツケースの渡り鳥 [Blu-ray]

 

 

 

昼近く、たかちゃんとサイクリングに出かける。けっこう気温も上がってきた。再び西蔵王に向かうもたかちゃんの体調が万全ではなさそうで、坂を上り切ったところで折り返し。コーラを飲んで帰りました。コーラが何よりおいしい季節になってきた。

沼木温泉へ。筋肉疲労の回復に効果的と言われる水風呂ですが、これが大変苦手。冷たい水にグッとこらえて身を沈めると、心臓が痙攣するようで逆に体に良くないんじゃないか、という気がしてならない。今回も一応試してみましたが、30秒ほどで耐えきれず、温かいお風呂に飛び込みました。風呂上がりには山辺牛乳。

家に帰って、またのんびりしたり片付けをしたり。夕ご飯の準備をする頃になっても外は明るい。日が長くなっておりますな。

f:id:hggggg:20170503181724j:plain