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自転車とお菓子作り

1月の日記その3

ようやく労働のない日。休日のために毎日を生きているといっても過言ではありません。洗濯やら雪かきやらをやる。休日に家でやるそれらは、労働と思っていないので全く苦にならない。

夕食は先週できなかったお祝い事のごちそうメニューで、ハンバーグ。他は、きのこと大根のサラダ、パン。ケーキも用意しました。パンケーキに豆腐クリームを塗り重ねて作ったショートケーキ。一晩水切りした豆腐をフープロにかけペースト状に。メープルシロップとチョコレートを加えて作った豆腐クリームのケーキです。どっしりした感じでなかなか満足度の高い一品だった。

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最近は、簡単でいいから料理などを手がけるのが、わりとストレス解消になっている。毎日家に帰って料理ができない、好きな時間がとれない、というは本当にダメであるなあと思う。ひたすら仕事に打ち込むというのができない人間なのである。

今日は午前中に1時間のローラーをやった。おかずは『パッセンジャーズ』。自転車こいで料理して本を読む、という、ほとんどそれだけで充足してしまうのだから安い人生だといえばそうなのかもしれない。

 

1月の日記その2

雪が降るのではない。雪片に満たされた宇宙を、ぼくを乗せたこの世界の方が上へ上へと昇っているのだ。静かに、滑らかに、着実に、世界は上昇を続けていた。

池澤夏樹スティル・ライフ』より。大変うつくしい描写ですね。

しかし私はといえばそういう清らかな心境でもなく。雪がしんしんと降り続いていた土曜日と日曜日はは休日出勤のために会社にいて、自分も仕事をしたり人が仕事をしているのを見ていたりしました。そして雪が降っているのを時々見てはただ暗鬱な気分に陥っていました。

ようやく、気持ちに余裕がなくなる類いの仕事も終わったのでこれからは一息つけるだろうか。たぶん、そうとも限らないのでしょうが、まあ、もう少し自分の時間を作って落ち着きたいです。

スティル・ライフ (中公文庫)

スティル・ライフ (中公文庫)

 

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1月の日記その1

31日は実家に帰って年越し。1日は起きてお節を食べて温泉に行くなど。夕飯まで食べて一旦自分ちに戻る。2日は初売りに行ったけど何も買わない。
3日は祖母の誕生日のため再び実家へ。ケーキを頼まれたので、途中のコウシロウで適当に買って行く。恒例で家族の集合写真を撮った。例年と代わり映えがないようで、ちょっと違いもある、そんな正月でありました。

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4日はローラー初めでZwiftを。というかZwiftは見ていないでもっぱら映画を見ながらのローラー、本日のおかずは『ザ・ビーチ』(2000)。これも見終えるまで続けられなかったけど。

ザ・ビーチ (字幕版)

ザ・ビーチ (字幕版)

 

 

正月休みは、ドストエフスキートルストイとか何でもいいのだけど長大な小説に集中して取り組んで読破する、というのを、なんとなく自分の中で「こうあるべき過ごし方」として持っているのだけれども、そんなことが出来たためしはなく、気付けばネットやら何やらくだらないものに時間を取られて、結局何も読めなかったとなるのが落ち。

なので、今回は最初からそんなに長くないやつをと選んでいたのが村上春樹の短編集『女のいない男たち』でした。面白かった。意味や含蓄がありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれない、というような感じでするっと読んでしまう。

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

 

2016年のライドを振り返る

年末なので、また今年の自転車の思い出などを振り返ってみたい、と書きながら、実は今、これまでにないくらい自転車に対するモチベーションが低い気がします。何が原因というわけでもないけど、寒いとか忙しいとか、ある種の倦怠感というか、飽き、というか。いやはや困ったことに。

Zwift環境も整えて、冬はローラーをたっぷりやる、というつもりでいたのですが、ふたを開けてみればローラーもほんの少しだけ。ふーむ。まあ、別に心配するほどのことでもないのかもしれません。冬は例年こんなものかな、とも思います。

とまあ、非常に尻すぼみの状況ですが、とりあえず今年一年の振り返りを。

 

距離:3,615.5 km
時間:165時間 28分
獲得高度:65,828 m
ライド:107回

 

 

 

 今年は春に引っ越しをしまして、住みはじめた家が西蔵王の登り口のすぐ近くになりました。ごみごみした市街地を走ることなく、いきなり悠々とヒルクライムを始められるという環境に。西蔵王往復だったら1時間弱で帰って来れて、非常に手っ取り早いので、朝の時間に走りに行くハードルもぐんと低く。朝練の回数はいままでで一番あったと思います。

平日の朝練も週末のライドも、一応はレースという目標に向けて。

今年出たヒルクライムレースは以下の通り。

日本の蔵王ヒルクライム・エコ2016 - HAGIBLOG

第30回矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック 2ndステージ - HAGIBLOG

NISHIGO バイシクルフェス2016 - HAGIBLOG

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2016 - HAGIBLOG

第11回裏磐梯スカイバレーヒルクライム大会 - HAGIBLOG

 

今年は念願の乗鞍フルコースという大舞台を走れたのが、なんといってもハイライト。ちょうど大会前に新しい自転車も納車となり、心配だった天候も当日は晴れ。全てが整った舞台で思いっきり走れたので、大変満足しました。また走りたいなあ。とは思います。走れるものなら。

ヒルクライムレースの結果は、結局、それまでにどれだけ乗ったかがそのまま反映されます。まぐれでいい結果には絶対ならないし、頑張ったら自動的に順位はあがる。けっこう単純なものです。なので、このくらい頑張ったらこのくらいの結果、というのが、そんなにレース経験がなくても、なんとなく読めてきちゃうものです。

だから、でしょうか。今のままだと今年以上の結果を出せそうもないので、だったら来年はレースに出ないでもいいかなあ、なんて弱腰になり、さらにモチベーションは下がり、と負のスパイラルに陥っているわけですね。

何か新しい目標が必要かなあ。しかしまだ決めかねている、というのが正直なところ。

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そういえば、たかちゃんがロードバイクを手に入れたのも今年でしたね。青梅のクロチェリスタで納車してもらって、すぐさま多摩サイへ。翌日は都民の森に登ったのを皮切りに、一緒にいろいろとヒルクライムなどに行きました。柳川や西郷の大会に一緒に出たね。

たかちゃんのウィリエールデビュー日記 その1 - HAGIBLOG

たかちゃんのウィリエールデビュー日記 その2 - HAGIBLOG

柳川サイクリング大会 - HAGIBLOG

 

思い出していたら、やっぱり楽しいこともたくさんありましたね。それぞれの体験が、穏やさと鮮烈さと瑞々しい時間に満ちていたものだったと思います。2016年の中で最良の時間は、その辺りに散りばめられていた、と言ってもいいのではないか。

さて、来年の抱負と呼べるようなものは何も表明できませんけど、やっぱり乗り続けていれば、生活に瑞々しさと幸いをもたらしてくれるだろう、と思うので、また来年も乗りに行きたいですね。

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2015年のライドを振り返る - HAGIBLOG

2014年のライドを振り返る - HAGIBLOG